ギンラン
ギンラン ラン科 キンラン属 多年草
日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、
山地の樹林下に自生する。アジアでは朝鮮、中国東北部に分布する。
根茎は短いが、根は細く長い。茎は直立し、高さは30-50cmになる。
葉は6-8個が茎に互生し、形は卵状披針形で、長さ7-15cm、
幅1.5-3cmで先端は尖り、基部は茎を抱く。
葉の裏面、縁および花序に白色の短毛状突起がある。
花期は5-6月で、白色の花を穂状花序に数個つける。
花の下にある葉状の苞が目立ち、下部の1-2個の苞は花序より長い。
萼片は長さ11-12mm、側花弁は萼片より短く、
唇弁の基部は距となって突出する。
ギンランに似るが、ギンランは葉より花序が高くなるが、
ササバギンランは花序より葉が高い位置にくるか同じ高さとなる。
また、ギンランより全体に大型になる。
カタカナのホソバナと漢字表記の細葉があっていないように思います。二つ並んだ姿はかわいいですね。これから春の山野草がどんどん咲き始めます。写真楽しみにしています。
投稿: 野村正人 | 2021年3月10日 (水) 09:13