2014年7月22日 (火)

ユウスゲ

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ユウスゲ 夕菅 ユリ科 ワスレナグサ属 別名 キスゲ
名前の由来 葉がカヤツリグサ科のスゲ属に似て夕方咲く事から。
分布 本州 四国 九州 花期 花期は7月~8月です。
多年草で 日当たりのよい草原に生える。 草丈1~1.5m
葉は2列根生。 長さ40~60cm、幅5~15mm。
長い花茎を出し、その先端に2又状の花序をつける。
花は淡黄色。おしべは6本。 花は夕方に開花し翌朝には閉じます。
鮮やかなレモンイエローは暗闇でも蛾などの
夜行性の虫に良く見えると言われています。

2014年7月16日 (水)

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コバノトンボソウ ラン科 ツレサギソウ属 
分布は北海道、本州、四国、九州 花期は6月~8月
生育環境は日当たりの良い湿った草地や貧栄養な湿地。
日当たりのよい湿った草原や貧栄養な湿地に生える多年草です。
茎は肥厚する根茎から出て直立し高さ20~40cmできわめて繊細です。
葉はふつう1個で広線形 長さ3~7cm幅3~10mm基部は茎を抱きます。
鱗片葉は披針形茎にへばりつくようにつくので目立ちまでん。
花は淡黄緑色、花茎に数個つき苞は披針形背萼片は卵形で長さ2mm~2.5mmです。
側萼片は長楕円形、側花弁は斜長楕円形、ともに背萼片より少し長い。
唇弁はやや肉質で舌状 長さ2.5mm~4mm。距は長く12mm~18mm後方に跳ね上がります。
蕊柱は短く葯室は平行であるが相接する。花粉塊は根棒状です。

2014年7月 6日 (日)

ショウキラン

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ショウキラン ラン科 ショウキラン属 多年草
分布は北海道西南部、本州、四国、九州、屋久島
山地の比較的日当たりが悪い場所に生育する。
深山の樹林下やササ原に生える多年生の無葉の腐生ラン。腐生植
物であるため、葉緑素を持たない。地下茎は太くて長く伸び、わず
かに分枝する。花茎は直立し、高さ10~30cm、乳白色でやや淡紅色
を帯びる。葉は退化して鱗片状、半円形。花は6~8月、茎頂に3
~7個がまばらにつき、長い柄があり肉質で淡紅紫色、径約3cm。
がく片は長だ円形でやや開出。唇弁は袋状でほぼ白色、舷部に紫色
の斑があり、開口部には黄色の毛状突起がある。

2014年6月29日 (日)

ヒナラン

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ヒナラン ラン科 ヒナラン属 多年草
生育地 山地 湿った岩場に生えています。
花期 5月~6月 分布 本州 関東以西 四国 九州 
紡錘状に肥厚した根がある。根元ニ光沢のある長楕円形の光沢のある葉を
1枚つける。 葉の長さ4~8cm、幅1~2cm。
花茎は斜上し、10個以上の花を一方向に偏ってつける。
花は淡赤紫色から薄いピンク色。 唇弁はくさび形卵形でほぼ中央で3 裂する。
距は筒状で細く、長さ1~1.5mm 。果実は朔果で楕円形、長さ5~7mm。
ラン科の植物はどれも美しく人気があるため
盗掘の被害にあって絶滅が危惧されています。

2014年6月23日 (月)

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ユキノシタ ユキノシタ科 ユキノシタ属
ユキノシタは本州、四国、九州に生育する常緑の草本。
沢沿いの岩場など、湿り気の多い半日陰の場所に生育する。
民間薬に使用されることもあって庭先にもよく植栽されている。
やや湿った場所でよく生育し、日陰にもよく耐える。
昔は井戸のほとりによく生えていたものである。
葉は円腎形で葉の表面には葉脈に沿った模様がある。
葉の裏面は紫色を帯びており、特に若葉で鮮やかな紫色となる。
5月から6月にかけ花茎を伸ばして多数の花を咲かせる。
花に先立ち、地表面に多数の匍匐茎を出し、その先端に新しい個体を形成する。
和名のユキノシタは白い花を雪が降るのに見立て、
その下に緑の葉がある様子を意味しているという説があり、
そうであれば風流な名前である、雪の下でも緑葉を維持しているとの
意味でも良いような気もします。
葉は火傷などに貼り付けたり、絞り汁を熱冷ましに利用するなどの
民間薬として利用される他、葉を天ぷらにして食べるなどする。

2014年6月14日 (土)

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ササユリ ユリ科 ユリ属 花言葉:神秘的な美、純潔、荘厳
草文 50~100cm 花期 6月~7月 多年草
中部地方から九州にかけて分布する日本の特産種です。
現在では希少植物となっています。名の由来は、
葉の形状が笹の葉に似ているユリである事から。
世界の温帯と熱帯に約240属4000種が分布します。
北半球の亜熱帯から亜寒帯に約100種類が分布します。
明るく開けた草地や山地の林縁に自生します。
球根(鱗茎)は無皮鱗茎で、白色で卵形。
茎が短縮した低盤部に、葉が変形した鱗片が多数着生して
多肉化したものです。1球に1茎を生じます。
葉は短い柄があり、互生します。
長さ7~15cmの披針形や楕円形で笹の葉に似ています。

2014年6月 5日 (木)

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ユキザサ 雪笹 ユリ科 ユキザサ属 多年草。
花期:5~7月  分布:北海道、本州、四国、九州
和名の由来、花の姿が雪の結晶のように見える事から言われています。
葉の形が笹に似ているところから由来すると言われています。
低地~亜高山帯の広葉樹林内などに生え、茎の高さは20~70センチ。
茎頂に、粗い毛が密生する円錐花序をつけ、長さ3~4ミリの白色の花を多数つける。
花被片、雄しべは6個。葉は互生し、卵状長楕円形で、両面に毛があります。
果実は球形の液果で、赤く熟します。

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