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2015年10月12日 (月)

ウメバチソウ

Umebachisou_02322

ウメバチソウ ユキノシタ科 ウメバチソウ属
ウメバチソウは北海道 本州 四国 九州 に分布する多年草です。
おもに山地帯の湿原に生育する。岡山県ではブナ帯あるいはこれに近い場所の
海抜地に湿原がほとんどないので湿原を歩いていてもお目にかかるチャンスは少ない。
夏に花茎を出すがそれまでは長い柄のある根生葉がありロゼット状であります。
長い柄のある葉はミズゴケが生長しても埋没しないようにという適応かも知れない。
花茎がでる頃には根出葉はなくなりまして8月から10月にかけまして
花茎を出して頂きに白い花を咲かせます。花茎には無柄の葉が1枚付きます。
花弁は緑色の脈が目立ます。太く白い花糸を持つ雄しべとともに
糸状に裂開した仮雄蕊ゆうずい雄しべのことがあります。
これがウメの花の雄しべを連想させる。仮雄蕊の先端には腺体があります。
裂開数によって変種に細分される。ウメバチソウは15~22に分かれてます。
エゾウメバチソウは9~13にコウメバチソウは7つに裂開する点で区別されてますよ。

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