2018年8月23日 (木)

ノカンゾウ

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ノカンゾウ ユリ科 ワスレグサ属 多年草
日本全土の山地の溝の淵、土手などから高山まで自生しています。
ノカンゾウは草原に生育する多年生の草本です、
本州、四国、九州、南西諸島に分布し、中国にも見られます。
草原としてはやや湿性の場所を好み、湿原のほとりなどにも生育します。
7月から9月に橙赤色の花を咲かせます。
花の色は変化が多く褐色を帯びていると思えるほど濃いものも有ります。
花は朝咲いて夜にはしぼむ、1日で花は終ります。

2018年7月30日 (月)

コオニユリ

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コオニユリ ユリ科 ユリ属 別名 スゲユリ
名前の由来 オニユリに比べまして 小ぶりで花数も少ないです。
分布 北海道 本州 四国 九州
山地のやや湿り気のある草原に生える。 
葉は互生。 葉身は狭披針形。葉柄はない葉の付け根にムカゴをつけない。
草丈1~1.5m 花茎に4~10個の橙紅色の花をつける。 
花被片に濃い斑点が多数あり、強く反り返ります。
花の直径は約8cm。花期7月~9月 よく結実します。多年草です。 
類異種はオニユリで葉の付け根にムカゴをつけます。

2018年6月20日 (水)

ササユリ

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ササユリ 笹百合 ユリ科 ユリ属 多年草
由来 葉が笹に似ている為と言われている。
分布 本州 中部地方以西・四国・九州
花言葉 上品 香りのよい花です。
ササユリは本州中部から九州に分布する多年草。
山地の草原や明るい森林に生育する。
地下に白い鱗茎(いわゆるユリ根)がある。
小さなものは根生葉のみであるが、大きく育ったものは花茎をのばし、
6月から7月にかけて美しい花を咲かせる。
花は1つであることが多いが、複数咲くこともある。
花の長さは10~15cmで、淡紅色。雄しべは6本で葯は鮮やかな赤褐色。
強い香りがある。葉は厚く、名前の由来になっているように、
ササの葉によく似ている。ササに擬態しているわけではなかろうが、
ササと混生していると、花が咲かないとわかりにくい。

2018年6月 4日 (月)

オオバアサガラ

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オオバアサガラ エゴノキ科 アサガラ属 落葉小高木 分布 本州 四国 九州

2018年5月28日 (月)

コケイラン

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コケイラン 小蕙蘭  ラン科 コケイラン属 多年草
花期 5月~7月 分布 北海道・本州・四国・九州
草文 足首~ひざ 環境 山地・低山 森林・林縁
コケイランは,エビネを細身にしたようなランで
里山の雑木林から亜高山帯に近いブナ林まで生育します。
幅広く自生している。ランの仲間では比較的個体数が多いほうだが
それでも最近では少なくなっていますよ。
花は萼片と側萼片が黄褐色で,唇弁は白色で赤い斑点があります。
葉はエビネより細身で,1-2枚が地面に敷いたように出ます。

2018年5月 7日 (月)

ギンラン

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ギンラン 銀蘭 ラン科キンラン属
花言葉 おとなしい貴婦人
分類 多年草 原産地 日本 花期 5月~6月
分布 本州 四国 九州
山地の林内に生える。 多年草。 草丈10~25cm。
葉身は長楕円形で、長さ3~8cm、3~6枚つく。 基部は茎を抱く。
花は白色で長さは約1センチ、茎の上部に5~8個つけるがあまり開かない。
唇弁の基部は短い距となる。キンランと同じような所にはえるが、小さい。

2018年4月30日 (月)

フデリンドウ

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フデリンドウ 筆竜胆 リンドウ科 リンドウ属 2年草
草文6cm~10cm 花期 4月~5月 分布 北海道 本州 四国 九州
日当たりの良い草原や疎林内に生育します。葉は小形で質が厚く密に対生します。
花冠は筒状で長さ2cm程度、先は5裂しまして副裂片をもちます。
フデリンドウは春の草地や明るい林に咲く小型のリンドウです。
春のリンドウは3種ほどありますがほかの種は根元にお皿のような根生葉がありますが
フデリンドウだけはこの根生葉がないので識別のいい目安になると思います。

2018年4月22日 (日)

ヤマルリソウ

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ヤマルリソウ ムラサキ科 ルリソウ属 多年草 
ヤマルリソウは本州福島県以南から九州に分布する多年草ですよ。
暖温帯中部から冷温帯近くまでの、落葉樹林などの適度に湿った場所に生育します。
根生葉はロゼット状となり、草文7~20cmであるが、開花期の葉は小型ですよ。
葉は両面有毛で、密に白毛がありますよ。
4月から5月にかけて、直径1cmほどの淡い紫色から淡い紅色の花を次々と付けますよ。
花茎は枝分かれせず若い果実は下向きになります。和名は山瑠璃草で花の色に由来するそうです。

2018年4月13日 (金)

ヒトリシズカ

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ヒトリシズカ、センリョウ科 、チャラン属 多年草。
分布 、北海道、本州、四国、九州に分布します。
山地の林内、林縁に自生しています。
高さは10-30cm。葉は4枚が輪生状に付き
光沢があり縁には鋸歯があります。
花期は4-5月で茎の先に1本の穂状花序を出し
ブラシ状の小さな白い花をつけます。

2018年3月21日 (水)

ケスハマソウ

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ケスハマソウ キンポウゲ科 ミスミソウ属
ケスハマソウは本州近畿以西・四国に分布する多年草。
ケスハマソウは常緑であり、冬でも緑の葉を維持しています。
葉は長い柄があり、3つに中裂し、先端は鈍頭から円頭。
両面と葉柄には毛があり、裏面は紫色を帯びてます。
3月から4月にかけ、茎を伸ばして頂端に花を付けます。
萼のようにみえるものは茎葉であり、3枚が輪生します。
花弁は退化しており、花弁のように見えるものは萼です。
萼片は6~10枚で、変異が大きい。萼片の色は白~淡紅色まで
日本海側のものは様々な色があって美しいですね。
残念ながら岡山県のものは希に淡紅色のものが見つかる程度で、
白いものがほとんど見たいですよ。