キバナノアマナ(黄花甘菜)はユリ科キバナノアマナ属の多年草です。
開花時期は2月~4月頃にさきます
黄花の甘菜(キバナノアマナ)とも言います。
草丈は15センチくらいの長さです。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、
日が当たる草むらや土手などに生えますよ。
名の由来は甘菜(アマナ)に似て黄花種であることからきています。
葉は幅の広い線形で茎よりも長いですよ。
茎の上部に花柄を何本か出し、その先に1つずつ花をつけますよ。
花柄の長さは不揃いである。
アマナ属の甘菜(アマナ)は茎の先に1つの花しかつけない。
このため属が異なります。
花びらの外側はやや緑色をしています。
花柄の下に小さな葉があり、これが包のようです。
セツブンソウ (節分草)キンポウゲ科 セツブンソウ属
花期 2~3月 草文 10~15cm
生育 山地 溝 亜高山 川岸 沿海 分布 本州 関東以西
山地の木陰などに群生する多年草。石灰岩地を好む。
10㌢ほどの花茎の先に、径2㌢ほどの白い花を1つつけます。
花びらのように見えるのは萼片で、花弁は雄しべの周りの黄色いY字形の部分である。
茎の下に径1㌢ほどの円い球根がある。初夏に地上部は枯れる。
旧暦の節分の頃に咲くのでセツブンソウの名前がついたそうです。
セツブンソウは本州の関東地方以西に分布する、高さ10センチほどの小さな多年生草本。
山地のブナ林など、落葉広葉樹林の林床に生え、石灰岩地を好む傾向がある。