2017年5月15日 (月)

サンカヨウ

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サンカヨウ 山荷葉 メギ科 花期 5月~7月
草文 30cm~70cm 分布 北海道 本州 
和名の由来 荷葉とはハスの葉のことと言われますよ。
葉のつき方がハスに似ていて、平地のハスに対して
山のハスということで山荷葉といいます。
生育地 低山 高山 亜高山 森林 林緑 山地の林内に生える多年草。
楯のような、切れ込みのある大きな葉が2枚、
茎の上部につける。花は茎の先にまとまって3~10個つき、
花弁は6枚ある。実は濃い紫色で大きく、熟すと甘いです。

2017年5月 4日 (木)

ショウジョウバカマ

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ショウジョウバカマ  ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。
由来 花を猩々の赤い顔に見立て葉の重なりを袴に見立たせた。
日本各地の山地で少し多湿なところ生える。根茎は短い。
葉は地に広がってロゼット状、老葉の尖端から時に新苗をだす。
葉は長さ5~18cm、少し革質で滑らか。
花は新葉が出る前に1本10~17cmの茎を出し、
淡紅から紫まで色々、長さ1cm位。

2017年4月10日 (月)

シロバナネコノメソウ

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シロバナネコノメソウ ユキノシタ科 ネコノメソウ属
本州(近畿・中国地方)と四国、九州に分布する小形の多年草です。
樹林内の沢沿いなどの湿地に生え、走出枝を生じて群生します。
植物全体に白色の軟毛が多く、茎葉は1cm程度で対生します。
花期は4~5月で、5mm程の小さな花を4~5個つけます。
花弁に見えるのは萼裂片で4枚あり、花時は白色で、後に淡緑色となります。
雄蕊は8個で、葯は裂開直前は暗紅色、後に黒紫色となります。
ネコノメソウの仲間には黄色系の花のものが多く
白色の花をつける本種はとても印象的であります。

2017年3月26日 (日)

キバナノアマナ

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キバナノアマナ(黄花甘菜)はユリ科キバナノアマナ属の多年草です。
開花時期は2月~4月頃にさきます
黄花の甘菜(キバナノアマナ)とも言います。
草丈は15センチくらいの長さです。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、
日が当たる草むらや土手などに生えますよ。
名の由来は甘菜(アマナ)に似て黄花種であることからきています。
葉は幅の広い線形で茎よりも長いですよ。
茎の上部に花柄を何本か出し、その先に1つずつ花をつけますよ。
花柄の長さは不揃いである。
アマナ属の甘菜(アマナ)は茎の先に1つの花しかつけない。
このため属が異なります。
花びらの外側はやや緑色をしています。
花柄の下に小さな葉があり、これが包のようです。

2017年3月24日 (金)

ミノコバイモ

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ミノコバイモ 美濃小貝母 ユリ科 バイモ属 
花期 3月~4月 草丈10~25cmの多年草
生育環境 人里 山地 低山 森林 林緑
葉は茎の上部に対生する2個と輪生する3個が有ります。
花は茎頂に1個、鐘形で下向きに咲かせます。
花被片は紫褐色の斑紋があり斑紋は内側の方が濃いです。
花被片の基部から3分の1の位置に密腺があります。
そこで角ばる。葯は白色です。
生育地 本州 東海、北陸地方西部、絶滅危惧種です。

2017年3月13日 (月)

ユキワリイチゲ

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ユキワリイチゲ キンポウゲ科 イチリンソウ属
名前の由来: 一輪の花を咲かせるものに「一華」を冠する。
生育環境・特徴: 森や雑木林の中に生える多年草。滝の近くで見ることが多い
花期: 3~4月 分布: 本州(近畿地方以西) 四国 九州
3小葉からなる根生葉は菱形のような形をしていて鋸歯がある。
表面は白い斑紋がある濃緑色だがしばしば部分的に淡褐色化しており,
裏面は地味な紫色をしている。3枚が輪生する茎葉の中心部分から花柄を出し
その先に一輪だけ少し菊に似た雰囲気を持った花をつけています。

2017年3月 7日 (火)

セリバオウレン

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セリバオウレン、キンポウゲ科、オウレン属、
名の由来~葉がセリの葉に似ているため。
分布~本州、四国 六甲山系では稀 花期~2月~3月、
特性~常緑多年草。雌雄異株。山地の林内に生える。草丈10~15cm。
葉は根生で、2回3出複葉。小葉はセリの葉のように深裂する。
開花とともに新しい葉を展開し、古い葉が枯れる。
花は直径は1cmほど。萼片は5~7個。花弁は8~10個。
白い花弁のように見えるのは萼ですよ。

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2017年2月 3日 (金)

セツブンソウ

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セツブンソウ (節分草)キンポウゲ科 セツブンソウ属
花期 2~3月 草文 10~15cm 
生育 山地 溝 亜高山 川岸 沿海 分布 本州 関東以西 
山地の木陰などに群生する多年草。石灰岩地を好む。
10㌢ほどの花茎の先に、径2㌢ほどの白い花を1つつけます。
花びらのように見えるのは萼片で、花弁は雄しべの周りの黄色いY字形の部分である。
茎の下に径1㌢ほどの円い球根がある。初夏に地上部は枯れる。
旧暦の節分の頃に咲くのでセツブンソウの名前がついたそうです。
セツブンソウは本州の関東地方以西に分布する、高さ10センチほどの小さな多年生草本。
山地のブナ林など、落葉広葉樹林の林床に生え、石灰岩地を好む傾向がある。

2016年8月29日 (月)

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キセワタ 着せ綿 シソ科 メハジキ属 
生育地 山地 草原 分布 北海道 本州 四国 九州 
花に密生する白い毛を花に着せた綿と見立てての名前です。
山地の草原に生える多年草 花期は8~9月。
葉は洋紙質で粗い毛があり、長さ5~9cmの狭卵形 鋸歯縁です。
上部の葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつけます。
萼は長さ15mmで粗い毛があり、5浅裂して裂片は刺状にとがります。
花冠は唇形で長さ2.5~3cm、外面は密に白毛があって白く見え、
上唇は全縁、下唇は3裂し、中央裂片は下に曲がって紅紫色です。

2016年8月16日 (火)

ユウスゲ

Yuusuge_01653 ユウスゲ 夕菅 ユリ科 ワスレナグサ属 別名 キスゲ
名前の由来 葉がカヤツリグサ科のスゲ属に似て夕方から咲きます。
分布 本州 四国 九州 花期 花期は7月~8月です。
多年草で 日当たりのよい草原に生える。 草丈1~1.5m
葉は2列根生。 長さ40~60cm、幅5~15mm。
長い花茎を出し、その先端に2又状の花序をつける。
花は淡黄色。おしべは6本。 花は夕方に開花し翌朝には閉じます。
鮮やかなレモンイエローは暗闇でも蛾などの
夜行性の虫に良く見えると言われています。